どうも iPhone や iPod Touch 、 iPad などで iTunes や iCloud との同期設定をきちんと行わず、バックアップなども行っていない方が多く居られる様です。
また、同期やバックアップすると、メールの設定や連絡先などのデータが無くなる、とかいうデマに振り回され、怖がっている方も多い様です。
そこで出来るだけ簡単に、その必要性とやり方を、書いておこうと思います。
万が一 iPhone が故障したり、紛失したりした場合、このバックアップが無いと、全てのデータを失います。
バックアップが有れば、新しい iPhone でも、バックアップ時点の状態に戻せます。
バージョンアップ時も同じですし、新型への機種変の時も同じです。
バックアップが無ければ、初期状態から設定し直さなければいけません。
しかしバックアップを取った後に、受信したMMSメールや写真は、失います。
なので、出来るだけこまめにバックアップをする必要があります。
理想的には毎日行うことです。
写真や動画なども同じです。
好きなものを持ち歩いたりするのであれば、同期は必要ですね。
同期の作業は、その始めのステップとして、バックアップを行いますから、バックアップのためにも、必要な作業となります。
同期とは二つ以上のものを、同じ状態に保つ作業です。
現在の iPhone であれば、iCloud をその同期の中心にし、個々の機械(パソコンや iPhone )が同期を取ります。
iCloud は常に最新の状態が保たれます。
必要であれば、パソコンから iCloud のウェブサイトにアクセスして、利用することもできます。
しかしなぜか、iOS 機器からは、通常の iCloud のウェブ利用はできません。
連絡先などは、iCloud を利用する事で、グループ分けなどが簡単に出来ます。
こちらもなぜか iOS 上では、グループ分けの作業は出来ないのですが、iCloud で行ったグループ分けは利用出来ます。
ウェブサイト上でグループ分けすれば、直ぐ(数秒後)に iOS 機器でもグループ分けが反映されています。
パソコンをお持ちでない方と、パソコンをお持ちの方、どちらにせよひとまずは、パソコンなしのやり方を覚えましょう。
パソコンを使うにしても、その上で利用された方が、より使い勝手も良く、安全な方法となります。
まだ Apple ID を取得していない人は、私のブログの「Apple ID の簡単な取得方法」(2014年11月)を、見て頂けば良いと思います。
取得済みの方は、そのままログインしましょう。
こんな感じで設定ができます。
と言っても iPhone など1台しかない場合は、オンのままの方がいいです。
バックアップは、右端の「>」マークをタップすると、次の画面に「今すぐバックアップを作成」というボタンが表示されます。
自宅に Wi-Fi がない場合は、キャリアのお店とか、キャリアが無料で Wi-Fi を利用できるようにしているお店で、バックアップしましょう。
それこそ電源がないと不安ですね。コンセントのあるお店へ、自分の充電器を持って行きましょう。
ソフトバンクの場合は、マクドナルドで利用できますから、コーヒーでも飲みながらゆっくり作業できます。
なお夜になると Wi-Fi というか、ネット全体が混み合い、とんでもなく時間が掛かる事があります。
その時は中断させ、空いている時間帯に行いましょう。
私の経験では、バージョンアップ用のファイルをダウンロードするのに、夜に3時間以上の表示が出てしまい、中止して翌早朝に再度実行したところ、1分少々でダウンロードできてしまった何て事もあります。
簡単に言えば、夜寝る前に電源に繋いで、朝まで充電しておけば良いだけです。
なお充電方法にまつわる、いろいろなデマに関してもそのうちに書きます。
最悪でも前日の状態までは、戻せるのですから、万が一の場合にはかなり助かるはずです。
私の場合、今日現在で、写真 740.5MB、バックアップが3台分で、 1.3GB、書類などのデータが 35.8MB、メールが 21.8MB ですね。
合計で 2GB ほどを使用していますが、まだ 3G 近くの余裕があります。
写真などは適時、他の無料クラウドサービスとかを利用して、iPhone にはなるべく溜め込まない様にすれば、5Gの無料範囲でも結構使えます。
まぁ、20Gの容量でも月に100円ですから、そのまま有料サービスに移行しても、手間いらずで、楽な分だけ安上がりとも言えますけどね。
また iPhone 自体のストレージも、気にする必要があります。私の場合16GBのモデルですが、使用しているのが、8.3G 、空きが、3.8MB 、足しても 12.1GB と、16Gにはなりません。
これは2進数と10進数の違いとか、色々あるためで、決して詐欺ではないので慌てないように。
できるだけ数GBは空けておかないと、iPhone の動作が重く(遅く)なったり、不安定になったりします。
また iOS のバージョンアップの時には、それなりの空きがないと、バージョンアップ用のファイルをダウンロードする事が出来ません。
注意しましょう。
その時だけ、iCloud の追加容量を増やし、データを移動させるってのもアリですが。
基本はこんなところかな?
万が一データを失った場合でも、バックアップがあれば、その時点のデータが戻ります。
バックアップしたのが、一月前であれば、その時点に戻るわけですから、直近の一月分のデータは元に戻りません。
でも iCloud で毎日自動でバックアップしていれば、少なくとも昨日の夜の状態までは戻ります。
iCloud でのバックアップのありがたみが分かりますね。
その中に「今すぐバックアップ」のボタンがあるので、ボタンをクリックして下さい。
なお、「iPhone のバックアップを暗号化」にチェックを入れれば、iPhone 内に保存されているパスワードも一緒にバックアップしてくれます。
またバックアップの選択ボタンは iCloud のままで iTunes でもバックアップできます。
普段は上記したように、iCloud での自動バックアップを有効にしておく方が良いですので、 iCloud を選択したままにしておきましょう。
暗号化にチェックを入れておけば、iPhone で設定したパスワードなどもバックアップされます。(暗号化されずにパスワードがバックアップされていたら危険ですからね)
出来れば、環境設定でデバイスを選択し、「iPod、iPhone、および iPad を自動的に同期しない」にチェックをつけておくと、万が一の場合の復元時などで、間違って壊れた状態でバックアップファイルを上書きしてしまうことを、防げます。
上の絵を見れば分かるように、たくさんのバックアップファイルがあります。
iOS のバージョンアップなどのイベントがあると、自動で別のファイルを作成してくれますし、iPhone の名前を変更した場合も、自動で別のファイルに作成してくれます。
これを利用すると、複数のバージョンのバックアップファイルを、取っておくことができます。(普通は最新のものだけ)
また、修理などで、本体が交換された時も、新たなバックアップファイルを作成してくれます。
追記です:
念のため(というか、自分の備忘録)、バックアップファイルのある位置です。
Mac
マイフォルダ \Library\Application Support\MobileSync\Backup\最新のOSではライブラリフォルダは隠しフォルダになりました。メニューの移動から、フォルダに移動を選択して上記のフォルダへ移動してください。
Windows
マイフォルダ\Application Data\Apple Computer\MobileSync\Backup\Application Dataのフォルダが見えなければ、隠しフォルダを表示して下さい。
隠しファイル表示方法
1.エクスプローラの [ツール] メニューで、[フォルダ オプション] をクリック。
2.[表示] タブをクリック。3.[ファイルとフォルダの表示]の下にある[すべてのファイルとフォルダを表示する]をクリック。
また、同期やバックアップすると、メールの設定や連絡先などのデータが無くなる、とかいうデマに振り回され、怖がっている方も多い様です。
そこで出来るだけ簡単に、その必要性とやり方を、書いておこうと思います。
まずバックアップの必要性。
これは何も言う事は無いはずです。万が一 iPhone が故障したり、紛失したりした場合、このバックアップが無いと、全てのデータを失います。
バックアップが有れば、新しい iPhone でも、バックアップ時点の状態に戻せます。
バージョンアップ時も同じですし、新型への機種変の時も同じです。
バックアップが無ければ、初期状態から設定し直さなければいけません。
しかしバックアップを取った後に、受信したMMSメールや写真は、失います。
なので、出来るだけこまめにバックアップをする必要があります。
理想的には毎日行うことです。
次に同期。
CDから iTunes に入れた音楽、逆に iPhone で購入した音楽、アプリなどは同期作業によって iPhone に入れたり iTunes にバックアップしたりします。写真や動画なども同じです。
好きなものを持ち歩いたりするのであれば、同期は必要ですね。
同期の作業は、その始めのステップとして、バックアップを行いますから、バックアップのためにも、必要な作業となります。
現在は iCloud のサービスもあり、同期も重要項目です。
同期とは二つ以上のものを、同じ状態に保つ作業です。
現在の iPhone であれば、iCloud をその同期の中心にし、個々の機械(パソコンや iPhone )が同期を取ります。
iCloud は常に最新の状態が保たれます。
必要であれば、パソコンから iCloud のウェブサイトにアクセスして、利用することもできます。
しかしなぜか、iOS 機器からは、通常の iCloud のウェブ利用はできません。
連絡先などは、iCloud を利用する事で、グループ分けなどが簡単に出来ます。
こちらもなぜか iOS 上では、グループ分けの作業は出来ないのですが、iCloud で行ったグループ分けは利用出来ます。
ウェブサイト上でグループ分けすれば、直ぐ(数秒後)に iOS 機器でもグループ分けが反映されています。
パソコンをお持ちでない方と、パソコンをお持ちの方、どちらにせよひとまずは、パソコンなしのやり方を覚えましょう。
パソコンを使うにしても、その上で利用された方が、より使い勝手も良く、安全な方法となります。
まずは、iCloud の設定です。
「設定」「iCloud」で、 iCloud のログイン画面が開きます。まだ Apple ID を取得していない人は、私のブログの「Apple ID の簡単な取得方法」(2014年11月)を、見て頂けば良いと思います。
取得済みの方は、そのままログインしましょう。
こんな感じで設定ができます。
基本は、すべて「オン」です。
同期させたくないものがあれば、オフにしてください。と言っても iPhone など1台しかない場合は、オンのままの方がいいです。
バックアップは、右端の「>」マークをタップすると、次の画面に「今すぐバックアップを作成」というボタンが表示されます。
バックアップを行うには、Wi-Fi に接続されている必要があります。
また、出来れば電源に接続していると安心です。自宅に Wi-Fi がない場合は、キャリアのお店とか、キャリアが無料で Wi-Fi を利用できるようにしているお店で、バックアップしましょう。
それこそ電源がないと不安ですね。コンセントのあるお店へ、自分の充電器を持って行きましょう。
ソフトバンクの場合は、マクドナルドで利用できますから、コーヒーでも飲みながらゆっくり作業できます。
なお夜になると Wi-Fi というか、ネット全体が混み合い、とんでもなく時間が掛かる事があります。
その時は中断させ、空いている時間帯に行いましょう。
私の経験では、バージョンアップ用のファイルをダウンロードするのに、夜に3時間以上の表示が出てしまい、中止して翌早朝に再度実行したところ、1分少々でダウンロードできてしまった何て事もあります。
また、自宅に Wi-Fi がある場合、バックアップをオンにして、電源に繋ぎ、かつ画面がスリープしている時には、1日に一回、自動でバックアップを作成してくれます。
簡単に言えば、夜寝る前に電源に繋いで、朝まで充電しておけば良いだけです。
なお充電方法にまつわる、いろいろなデマに関してもそのうちに書きます。
最悪でも前日の状態までは、戻せるのですから、万が一の場合にはかなり助かるはずです。
iCloud で無料で利用できるのは、5GByte までです。
しかし、この5Gには、iOS 本体や、アプリの本体は含みません。私の場合、今日現在で、写真 740.5MB、バックアップが3台分で、 1.3GB、書類などのデータが 35.8MB、メールが 21.8MB ですね。
合計で 2GB ほどを使用していますが、まだ 3G 近くの余裕があります。
写真などは適時、他の無料クラウドサービスとかを利用して、iPhone にはなるべく溜め込まない様にすれば、5Gの無料範囲でも結構使えます。
まぁ、20Gの容量でも月に100円ですから、そのまま有料サービスに移行しても、手間いらずで、楽な分だけ安上がりとも言えますけどね。
また iPhone 自体のストレージも、気にする必要があります。私の場合16GBのモデルですが、使用しているのが、8.3G 、空きが、3.8MB 、足しても 12.1GB と、16Gにはなりません。
これは2進数と10進数の違いとか、色々あるためで、決して詐欺ではないので慌てないように。
できるだけ数GBは空けておかないと、iPhone の動作が重く(遅く)なったり、不安定になったりします。
また iOS のバージョンアップの時には、それなりの空きがないと、バージョンアップ用のファイルをダウンロードする事が出来ません。
注意しましょう。
その時だけ、iCloud の追加容量を増やし、データを移動させるってのもアリですが。
基本はこんなところかな?
万が一データを失った場合でも、バックアップがあれば、その時点のデータが戻ります。
バックアップしたのが、一月前であれば、その時点に戻るわけですから、直近の一月分のデータは元に戻りません。
でも iCloud で毎日自動でバックアップしていれば、少なくとも昨日の夜の状態までは戻ります。
iCloud でのバックアップのありがたみが分かりますね。
パソコンでのバックアップは iTunes を起動して、付属のケーブルで接続します。
画面の上部に iPhone のアイコンが表示されるので、それをクリックすれば「概要」の画面が表示されます。その中に「今すぐバックアップ」のボタンがあるので、ボタンをクリックして下さい。
なお、「iPhone のバックアップを暗号化」にチェックを入れれば、iPhone 内に保存されているパスワードも一緒にバックアップしてくれます。
またバックアップの選択ボタンは iCloud のままで iTunes でもバックアップできます。
普段は上記したように、iCloud での自動バックアップを有効にしておく方が良いですので、 iCloud を選択したままにしておきましょう。
暗号化にチェックを入れておけば、iPhone で設定したパスワードなどもバックアップされます。(暗号化されずにパスワードがバックアップされていたら危険ですからね)
出来れば、環境設定でデバイスを選択し、「iPod、iPhone、および iPad を自動的に同期しない」にチェックをつけておくと、万が一の場合の復元時などで、間違って壊れた状態でバックアップファイルを上書きしてしまうことを、防げます。
上の絵を見れば分かるように、たくさんのバックアップファイルがあります。
iOS のバージョンアップなどのイベントがあると、自動で別のファイルを作成してくれますし、iPhone の名前を変更した場合も、自動で別のファイルに作成してくれます。
これを利用すると、複数のバージョンのバックアップファイルを、取っておくことができます。(普通は最新のものだけ)
また、修理などで、本体が交換された時も、新たなバックアップファイルを作成してくれます。
追記です:
念のため(というか、自分の備忘録)、バックアップファイルのある位置です。
Mac
マイフォルダ \Library\Application Support\MobileSync\Backup\最新のOSではライブラリフォルダは隠しフォルダになりました。メニューの移動から、フォルダに移動を選択して上記のフォルダへ移動してください。
Windows
マイフォルダ\Application Data\Apple Computer\MobileSync\Backup\Application Dataのフォルダが見えなければ、隠しフォルダを表示して下さい。
隠しファイル表示方法
1.エクスプローラの [ツール] メニューで、[フォルダ オプション] をクリック。
2.[表示] タブをクリック。3.[ファイルとフォルダの表示]の下にある[すべてのファイルとフォルダを表示する]をクリック。
このコメントはブログの管理者によって削除されました。
返信削除わさびさま
返信削除バックアップアプリの紹介ありがとうございます。
ただ、私自身は、サードパーティーのアプリの前にまずは、アップルのオリジナルを利用しろという立場をとっております。
その上で、きちんと不満な点を整理した上で、その不満点を解消するものを探す事を進めております。
そのため、恣意的なコマーシャルベースのバックアップソフトへのリンクは切らせていただきます。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。