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AUの通信障害について感じた事。

 今回のAU通信障害、このブログを書いている時点ではまだ復旧していません。 利用者の皆さんはさぞ不便な思いをされている事でしょう。 逆にいえば私たちの生活はそこまで携帯通信機器に依存してしまう様になりました。 少し前まではこんな事はなかった気がします。 で、今回の障害で一番驚いた事が気象庁のAMEDASがその影響を受けて一部の気象データが取得できなくなってしまった事。私が過去に関わったシステムのほとんどが通信回線を含めたシステムの冗長化がされているのが常識の世界だっただけにこれには驚かされました。 気象データは災害の防止の為の基礎的なデータとして非常に重視されていると思っていましたが、たかが1通信会社のミス(機器交換時の新しい機器の不具合から切り戻し作業時に輻輳が発生したとNHKのニュースでは伝えています)で通信が途絶えるとは災害発生時に重要なデータが収集できない可能性が高いわけです。 なぜ、複数社の回線を契約していなかったのか? 素人の「無駄経費」という指摘でもあったのか? ぜひ気象庁の説明を知りたいですが、なぜかこう言った事には普通のメディアは無関心の様で困ります。 先日の観光船の「業務無線」代わりに「携帯電話でも良い」とか、しかも現場ではそれすら無視して「アマチュア無線」を使っていたなんて件でも「アマチュア無線局」では本当の緊急時を除いて「業務通信」をする事が違法行為であることを伝えたニュースも見ていません。 ついでに言えばアマチュア無線技士の免許とアマチュア局の免許も取っていたのかすら報道無しですね。ログも取っているとは思えませんから一体どれだけ法律違反を重ねているのやら。 これは山登りなどする人が「人命が掛かっているんだ」とか言って最初から無免許でアマチュア無線きを連絡に使うなんてケースも同じ。小学生でも合格する様な免許するら取らずに胸を張って違法行為を正当化する人もいる一方、普通に携帯電話が使える様な山登りであっても安全のため複数キャリアの携帯電話を携帯するまともな考えの人もいます。 閑話休題:話が逸れてしまいました。 気象庁はAMEDASのデータの重要性をどう考えているのでしょうかね? というのはさておき、今回の事故を考えると仕事で使うスマホなどはメインの回線の他に格安SIMで良いのでもう1回線別キャリアのサブ回線を用意しておかないといけないかなと。