そもそもヘリコプターはローター(回転翼)が上から見て時計回りの場合、ホバリングしている時に後ろから見て右に傾いた状態でバランスが取れているという事実があります。
つまり離陸しようとした瞬間から機体が右に傾く上、ローターが高速で回っているのでジャイロ効果という現象が起こります。ブーメランなんかはこのジャイロ効果のおかげで上手く投げれば投げた人の手元まで戻ってくるのですが、この効果のおかげで操作がちょっと複雑です。
まぁ、取り敢えずは難しいことは考えず、浮きかけた時に前に行く場合は前後の操作レバーのトリムを後ろ側へ操作して、極端な動きをしない程度にセット。左右も同じです。この状態で浮くギリギリのスロットルで片側のソリを引きずるようにしてホバリングの練習をしました。
妻の家にいる間(ギヤにガタが残っている間)はかなり苦労しましたが、自宅に戻りギヤのガタが無くなったらかなり落ち着いて動かせるようになりました。そのおかげで軽く浮かせての飛行も可能となりました。
こちらの動画も参考にしてみてください。右に移動する時は大きく右に傾き、左に移動する時はほぼ水平のまま移動している事が判ると思います。コタツの板が、孫の「こたつを出して!」の一言でオモチャ部屋となってしまった四畳半へ移動したので孫たちが出かけている間に練習しました(笑)
練習した成果は最大2m程の迄の高さ(目標は腰から肩の高さですけどね)で後ろ正面からやや左右向き(勝手に向きを変えてしまう)迄のホバリングがかなりの確度で出来る様になりました。ただまだ長くても3分が限度ですね。危ないと思ったら緊急着陸させたり、そろそろと感じたら出来るだけ目標を狙って軟着陸させたり出来る様になって来ました。そろそろ本格的に斜め後方からのホバリングに挑戦してみたいと思ってますが、高度をある程度の範囲内に保ちながら(前後の調整をしながら)かつスロットルを一定にしながらラダーをちょこっと左右に動かすって思った以上に難しいですね。
そもそも一定高度を保つだけでも大変です。
この辺りが所謂ドローンと大きく違うのかな? ドローンはスロットルを中立にしておけば機体側で勝手に高度をキープしてくれる様です。
その成果がこちら。
まだまだ高度が安定しませんね。
今後は床ズリズリで斜め後方から横向きの練習をしようと思います。
これも最初から斜め方向に置いて、離陸までは人がヘリの後ろ側に移動して離陸ですかね。それともスロットル調整と同時に行う練習も兼ねて自分で向きを変える操作をするか。悩みますね。
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