さて前回、前々回で赤外線リモコンと、サーボモーターの設定を終えたので、そろそろ Homebridge の設定の話に移りましょう。
何のための赤外線リモコンやサーボモーターなんだと言えば自宅の自動化が基本。
iPhone ユーザであれば Apple のホームキットにないものもホームアプリからコントロールしたいですからね。
で、こちらも昔設定した時からは大幅にバージョンアップしていて設定では結構迷いました。
まずはインストールから。GitHabのこちらのページを参照にしてインストールします。
単純で、node.jsは既にインストール済みのはずなので、
$ sudo npm install -g --unsafe-perm homebridge homebridge-config-ui-x
で本体のインストールは終了。
で、設定用のGUIがウェブサイトの形で利用できる様になっています。
そのインストールが
$ sudo hb-service install --user homebridge
ってこれだけ。なお赤字の homebridge のところは利用したい(管理させたい)ユーザー名にします。
私はそのままpiで利用することにしました。homebridge 専用マシンにするので。
他のパソコンから http://ラズパイのIPアドレス:8581 で設定画面に入れます。
Raspberry pi Zero でも問題なく動作してくれます。流石にZeroをGUIで起動して、そこから自分自身にアクセスなんて話だと遅くなりそうですけど。
ZeroをGUIで起動していても他のPCから繋ぐ分には気になりません。
以下の様な画面が表示されます。
デフォルトで「admin」ユーザーでパスワードも「admin」でログインできます。早々にパスワードだけは変えておきましょう。
ここで各種の設定を行い、homebridgeの再起動やログのチェックができます
左上に「プラグイン」が見えますのでここをクリックして以下の画面を表示してください。
最初は左上のHomebridge UIだけがインストールされているので、上部のところにプラグインの名前を入れてサーチします。
特定の製品向けのものもありますが、とりあえず「cmd」で検索すると色々出てきますので、上記の二つ「homebridge Cmd」と「Homebridge Cmdswitch2」をインストールしましょう。
「Cmd」は単純なオン・オフスイッチです。「Cmdswitch2」はステータスも取れたりします。
でインストールしたらそれぞれの「設定」ボタンでホームアプリのスイッチに対応するコマンドなどを設定します。
私の例を以下の示します。まずはエアコンの赤外線リモコン。
こんな感じでスイッチの名前とオンオフに対するプログラム名(私の場合はシェルスクリプトですけど)を書き込みます。
下にある「+ ADD ACCESSORY」をクリックして次のスイッチを作成します。
単純なスイッチはここでできます。で、ステータスも確認するケースは以下です。
中身はほぼ同じですね。ステータスのコマンドが増えただけって感じになります。
終わったら保存しますが、文法上のミスがあると保存できず、その行に赤い印が表示されます。
設定が終わったら画面右上の電源ボタン風のスイッチをクリックします。homebridgeが再起動して動き出します。
自動的に最初の画面に戻ってログを表示しますので、動作が安定したらもう使えます。
iPhoneのホームアプリで右上の「+」ボタンを押して登録を開始してください。カメラで画面のQRコードを読み込んでしまされた手順に従って登録すればOKです。
私の部屋の照明はステータスを監視しているので、手動でオン・オフしてもちゃんと反映してくれます。
でもエアコンの方はステータスが取れないので専用リモコンで起動したり停止した場合、iPhone上の表示と異なってしまいますので注意してください。
次回はNODE-REDの話になるかなと思いましたが、これも古い記事で問題なく設定できるので省略(笑)。
あくまでも自分の備忘録として書いているので。
さて次は?
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