再度 samba の設定
CentOS7 での設定をしていてかなり悩んだので、その顛末を備忘録としてかいておきたいとおもいます。
上手くいったはずが後日動かなかったりして・・・(泣)
ほぼ自分用の備忘録ですが、ひょっとすると誰かの役に立つかもと、期待を込めて書いておきます。
ほぼ自分用の備忘録ですが、ひょっとすると誰かの役に立つかもと、期待を込めて書いておきます。
1.先ずは、ネットワークの設定を確認しておきましょう。
そもそもネットワークに繋がっていないと話になりません。(笑)
ウェブサイトにアクセスしての確認の他、サービスの動作状態も確認しておきましょう。
以下のコマンドで確認し、必要であればサービスの再起動だけでなく、Linux の起動時にきちんと動作する様に設定を見直しておきましょう。
# systemctl status network.service
で、ifconfig のコマンドでネットワークの名称も確認しておきましょう。
私の場合、VMware 上のNICは、「eno167777736」って名称になっていました。
この名称のNICがシステムの起動時には自動でオフにされてしまっていたので、
/etc/sysconfig/network-scripts/ifconfig-eno167777736
を編集しています。
編集項目は、「ONBOOT=no」を「ONBOOT=yes」にする事で、起動時にNICをオンにしてくれます。
再起動するとネットワークが切れてしまう場合にはここを確認しましょう。
2.SELinux による影響も大きいですし、この設定はかなり難しい様です。
ネットでも一先ずオフにしてしまうことを推奨するウェブサイトが多いですね 。
ここは、素直にオフにしてしまいましょう。
# getenforce :このコマンドで、状態を確認できます。
# enforce :SELinux が有効な状態です。
permissive :SElinux が無効な状態です。
# setenforce 0 :SELinux を無効にします。
# setenforce 1 :SELinux を有効にします。
設定変更は root 権限が必要です。
3.次にファイアーウォールの設定を確認します。
これも結構忘れてしまい易いです。
CentOS ではメニューの「諸ツール」の中に設定用の「ファイアーウォール」アプリがありますので、そこで設定すれば良いです。
設定で注意すべきは、その場限り(再起動するとデフォルトの設定戻る)ではなく、そのまま定常的になる様に「設定」で「永続」を選択する様にします。
再起動したら繋がらなくって焦ったり(私だけ?)しない様に。
4.yum でもって最新の samba を確認してインストールさせましょう。
# yum install smb*
もしくは、
# yum update smb*
その後に設定を行いますが、「日本SAMBAユーザー会」のウェブサイトが有効ですから、ここのウェブサイトはしっかりとチェックしておくと良いですね。
http://www.samba.gr.jp/doc/diag.html
今回はかなりお世話になりました。
5.インストールされたら設定ファイルを変更します。
ここの設定でちょっと苦しみましたが、だいたい以下の様な形で良い様です。詳細な設定を行う方は自力で(笑)。
[global]
workgroup = WORKGROUP :ここは自宅の環境での名称に
server string = Samba Server Version %v
netbios name = iMac
interfaces = lo enp2s0 192.168.0.10/24 :ここは自宅の環境での名称とアドレスに
security = user
domain master = yes
local master = yes
os level = 33
preferred master = yes
[public]
comment = Public Stuff
path = /home/public :ここは自宅の環境でのディレクトリに
public = yes
writable = yes
一応はこの設定を追加(変更)するだけで共通の /home/public にアクセスできる様になるはずです。
6.samba へのユーザ登録とパスワードの設定。
root 権限で、
# smbpasswd -a ユーザID
と入力(ユーザIDは Linux ユーザのIDで samba の利用者になります。)すると、パスワードを聞かれますので、そのユーザ用のパスワードを設定してください。
利用者が複数いる時は、そのユーザ分設定します。
(念のため:/etc あるいは、 /usr/bin にsmbpasswd コマンドはあります)
7.最後に samba を起動し、リブート時に自動で samba が起動する様にします。
# systemctl start smb.service
# systemctl start nmb.service
# stsremctl enable smb.service
# stsremctl enable nmb.service
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