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メッセージアプリの使い方

このところ少々忙しく、ブログに構う気力もなく過ごしていましたが、今日は少し頑張って更新しようかなと(笑)。
で、テーマに悩んだのですが、たまたま妻が迷惑メールを受信して悩んでいた事もあり、そのあたりも含めたメッセージアプリの使い方を復習してみようかと思います。
まずは「メッセージ」アプリが扱うメールの種類。
詳しくはこちらを参照していただくとして、電話番号でのSMS、携帯メールであるMMS、そしてアップル独自の iMessage の3つになります。
メッセージではいわゆるチャット風の画面で、メッセージをやりとりします。
以下の画面は迷惑メールの例です(笑)
出来れば、迷惑メールは開く事なく即削除しましょう。
削除の方法は少し下に書いてあります。


画面左寄りに相手からのメッセージが表示され、自分の送信したメッセージは右寄りに表示されます。
また複数人でやりとりする場合も、相手側は左寄りに表示されます。
相手とのやりとりが時系列で表示されますし、例えばAさんと二人だけのやりとりと、AさんとBさんの三人でのやりとりは、それぞれ別の画面となりますので、AさんだけのつもりでBさんにも送るというミスが少なくなります。
相手の情報は常に画面上部に表示されています。
メッセージ全体のリストを表示するとこんな感じ。
メッセージを開くと表示されるのが以下の画面。
上の画面からは、左上の「<」マークをタップすると戻れます。

この画面からは相手の方のところをタップすれば上の個々のメッセージの画面になります。
迷惑メール(に限りませんが)などは左にスワイプすればすぐに削除できます。
このスワイプでの削除はメッセージアプリに限らず、多くのリスト表示の画面では利用できますので、是非覚えておいてください。

さて、MMSとSMSはちょっとした文書ならば使い勝手はほぼ同じですが、課金のシステムが違います。
SMSは電話の通話回線を利用します(昔のポケベルの進化系ね)ので、通話料が掛かります。1通3円ちょっとですが、無料通話のサービスが利用できる場合は、その範囲では無料。

MMSはパケット通信量が掛かります。
最近は通信量無制限ではない契約がメインになりつつありますが、通常の利用でしたらあまり気にするデータ量ではないはずです。
で、こちらは当然データ通信回線ですが、Wi-Fi に接続している時は、Wi-Fi を利用して通信します。
海外などでも無料の Wi-Fi サービスが利用できる場所(ホテルとか)でしたら、無料で通信できますね。

SMSの設定は特に何もありません。
通信用のSIMさえセットされていれば、そのSIMの中に書き込まれている電話番号がそのまま利用されます。

MMSも基本的には設定するところは一箇所だけ。
メールアドレス自体は各キャリアのウェブサイトにアクセスして、そこで自分の好きなアドレスに設定すれば、そのまま iPhone で利用できます。
ただ、なぜか理解できない(海外のシステムでは何か意味があるのでしょうけど)のは、自分でそのアドレスを「設定」「メッセージ」の画面の下のほうにある「MMSメールアドレス」ってところに設定する必要があります。
で、ここに設定した時に入力ミス(結構多い)した時は、利用できないのではなく、自分にも同じメッセージが送られてくるってトラブルに合います。
結構これがわからなくて苦労したりする方が多いですね。
この話題も参考にしてください。

MMSでは写真の添付、いわゆる写メも利用できます。
文字入力のところにあるカメラマークをタップすれば、すでに撮影した写真を使うのか、その場でカメラで撮影するのか聞いてくるので選択してください。

ちなみに文字入力では、音声入力も利用可能です。
私も「今、XXです。これから帰ります。」ぐらいの入力だとちょくちょく使います。
特に歩きながらでも安全に入力できるので、便利ですが、ちょっと複雑な文だと、聞き取りが悪かったりしますね。
必要に応じて辞書などを鍛えれば良いようですが、私の場合、そこまでするのも面倒なので、複雑な話は音声入力せずに手入力しています。

最後が iMessage 。
これがなかなか理解できず、うまく使えていない方が多いのは残念です。
通常は「設定」「メッセージ」で表示されている「iMessage」をオンにするだけです。
強いて言うならば、やや下にある「送受信」に受診の時に利用したいメールアドレスを追加したり、自分が iMessage で送信する時のデフォルトのメールアドレス(または電話番号)を選択するとか、他にも iOS 機器や Mac を持っている時に、iMessage をそちらの機器でも利用したいならば、「SMS/MMS転送」でその機器を指定するとかぐらいですが、必須ではなく、ある程度慣れた人が利用するオプション設定になります。

iMessage を利用するかどうかはシステムが判断し、SMSでもMMSでも相手が iMessage の利用が可能と判断すれば iMessage で送信されます。
iMessage はパケット通信ですから、Wi-Fi が利用できれば海外でもSMSで指定した相手だろうが、国際電話扱いされずにパケット通信で送られます。

で、iMessage ならば送信時の背景が水色。
SMS/MMSならば緑色です。
時々 iMessage になったり、SMS/MMS になったりと不安定な動きをする事も有る様ですが、少なくとも私は経験していません。
一度 iMessage で通信できた人は、ずっと iMessage で通信していますね。



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