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自宅のIT化 その3(iPhone のショートカットの利用)

もともとガレージのシャッターは音声で開け閉めできたら面白いし便利(車の中ではスイッチを押すより、声で動かせれば便利のはず)と言う事(一応リモコンの数を増やしたいと言う表向き(家族向け言い訳は本音とは別))で始めた事でもありますので、もう一度原点に戻ってみようと。
iPhone のホームアプリでの利用は何故かSiriが上手く反応しないし、ホームアプリの動作も純正品でないのが問題なのか、動作が不安定だしその時々で反応時間が全く違ってしまいます。

で、iOS12になって追加された機能が「ショートカット」色々な事が組み合わせて実行できます。
今までも帰るコールなどはメッセージを利用して声だけで「今から帰る」とか「何処何処を出発」なんてSiriに頼んで送信していました。
提携のメールならこのショートカットでホーム画面に登録したアイコンをタップするだけで済みそうです。
しかもSiriにもショートカットを直接教え込んで動かしてくれる機能も付きました。

これを利用すれば、IFTTTに定型メールが送れる。
それを起点にIFTTT から自宅のサーバーに指示が出せるはずとなれば後は色々ググってみるだけ。
なんとなくそれっぽいのが出てきます。
Google HOMEを使って、本来は対応品でない家電を動かしたい人は大勢いますね。
とりあえずは IFTTTからWebhookを利用してBeebotte経由で自宅サーバー(Raspberryなど)という経路が見えてきました。

ところでWebhookってなんじゃ? と言う人は多いと思います。
REST通信の話ですが、良い説明はないかと探したらこんな面白い説明を見つけました。
これならば素人にもわかりやすい!

Webhookって何?を子どもでもわかるように描いてみた

だん吉さんありがとうございます。

って訳で、「IFTTTから投げたデータをどうやって受けるの?」と言うところがBeebotte以降ですね。
というか、自宅からWebアクセスする先がBeeBotteのサーバーと言う形。

REST通信を素人が気楽に使えるとは思っていませんでした。
いやー最近のサービスの充実はすごいですね。

自宅のネットワークのサーバーにインターネット側からデータを送りつけようとすると、DMZの設計は勿論、外部からアクセスするためのDDNSとかの仕組みも必要とかでちょっと面倒だし、セキュリティ的にかなりきちんと作り込まないと、いつ攻撃されるかわかりませんからね。
その点自宅のLANの内部から外部のサーバー(今回は Beebotte)へアクセスしてその結果を受けるHTTPの仕組みならば比較的安全に利用可能です。

と言う事で、自宅側からインターネット上のBeebotteにあるサーバーにデータを要求しておけば、IFTTTからデータをBeebotteに送ってきた時にそのデータを自宅のウェブ画面にプッシュしてくれると言う感じです。
で、そのデータを要求して、プッシュされたデータを簡単に処理出来るのがNode-REDというものです。
ウェブサイト上(といっても自分のPC上で動いている)で、データ処理の流れを簡単に設定できます。
Beebotteから送られてきたデータの内容に応じて自作のプログラムを起動するとか、シェルを起動するとかを、プログラムではなく、機能をパズルの様に組み合わせて実現してくれます。
これならば素人でも簡単に自分用に処理するアプリを作れます。
詳細な設置などはこの次に。












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