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自宅のIT化(その5)iPhone とSiriのショートカット

大詰めとして、iPhone からIFTTTに如何に簡単にメールするかと言う作業を行います。
iOS 12で実装された「ショートカット」を使います。
以下のアイコンのアプリですね。

起動すればショートカットの一覧画面になりますが、まだ何も登録されていないはずです。


私のライブラリには既にいくつか登録されています。
とりあえず「ショートカットを作成」を選択して、ショートカットを作成して見ましょう。


この作成画面から、検索欄に「メール」と入力して、表示された一覧から「メールを送信」を選択します。


上記の画面が表示されますから、作成シートのスイッチをオフにして、送信元には自分が IFTTTに登録したメールアドレスを、宛先にはIFTTTの送信先メールアドレスである「trigger@applet.ifttt.com」を入力し、件名には前にWebhookで設定したキーワードの「#Open」を入力します。
もちろんキーワードは自分で設定したものを入力してください。
で、右上に表示されているのマークをタップします。


の画面が表示されるので、ショートカットの名前をつけ、必要に応じて「ホーム画面に追加」や「Siriに追加」を選択してください。
アイコンも選択肢があるのでそこから選択してください。
私は上矢印風のアイコンを利用してみました。
上のショートカットの画面に表示されていますね。
同時にホーム画面にも同じアイコンが追加してあります。

で、このアイコンをタップすれば、IFTTTに「#Open」という表題のメールが送信され、そこからWebhook経由でRaspberry piのBeebotteに通知され、アプリ(私の場合はシェルスクリプト )が起動されます。
で、スクリプトが動いてサーボを動かし、リモコンのスイッチを押してくれます。
同様にしてシャッターを閉めるのも「#Close」と言う件名のメールをショートカットで送信してやれば良いだけ。

で、Siriに「開けて」と頼むとちゃんとショートカットの「開けて」を呼び出して実行して・・・ ? くれません。
いや正確に言うとショートカットの起動はしている様なのですが、メールを送信する前にショートカットの実行を終了してしまっている様です。
う〜ん 困ったぞ。
ショートカットは間違いなく動きます。
ショートカットのアイコンをタップすれば、多少の時間はかかりますが、メールが送信されるのに、ほんの数秒も空けず送信でき、すぐにサーボがリモコンのスイッチを押してくれ、シャッターが開きます。
でもSiriに頼んでもダメです。
私のショートカットに「これから帰ります」と言うのがありますが、こちらは帰るコールのメッセージの送信のショートカットです。
こちらは送信までにもう少し間が空きますが、それでも送信してくれる様です。
じゃあ、仕方がないのでと言う事で、メッセージを使ってIFTTTに登録したGメールの方にメールを送ればって事で、試したのが「Garage Open」の方のショートカット。
で、これなら少々余計な時間はかかるけどちゃんと送信できると言う事で、こちらを使う事にしてテスト開始。
ガレージの前に立って、「ヘイ Siri !、ガレージ開けて!」でガレージのシャッターが、ちょっと待てば・・・ちょっと・・いや少し待てば・・・ まだ開かないぞ。
って30秒ぐらいは待ちましたかね。
で諦めかけた途端に開きだしました。
で、色々と試したのですが、ともかく安定しません。
ひどいと1分ぐらい待たされます。
で、さらに色々と試していたら、「「ヘイ Siri !、開けて!」と IFTTTへのメールのショットカットでも開く時もある事に気が付きました。
ただこれも当てにはなりませんけど。

って、画面のショートカットを使えばとりあえず使えますけど、Siriを使うのはもう少し先になるのかな?

なんとなく、Siriが気を利かせて本文の入力を待っていて、タイムアウトして送信してしまうのか、それとも本文が無いからと送信せずに終わるのか、そのどちらのケースもある様に思えますね。

アップルストアのジーニアスに相談するしかないかなぁ?
ホームキットの時の様に、純正じゃないからとにべもなく相談に乗ってもらえないのと違って、純正のショートカットを、純正のメールアプリで送信できないと言う話だから、大丈夫とは思うのですが、行く時間が取れるかな?

追記:
アップルの相談窓口に相談しましたが、いまだ解決の糸口は見つかりません。
が、もっと良い手段を見つけました。
こちらで説明します。

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