先日の三連休に、信州方面に出掛けていました。(虹鱒の話を参照)しかし、何ぜかカーナビの、指示のタイミングがしょっちゅうずれ、今回は位置が時々ずれて、高速を走っているにも関わらず、「次、右折です。」って・・・いつの間にか下道走ってたり。
普段から良く使う高速ですから、道案内は不要ですが、サービスエリアや、パーキングエリアの確認用にナビを使ってます。
さて、道案内のみならず、出先でお店を探す時などにも役立つのが、このGPSです。
でも、カーナビでもお世話になっている、GPSが一体何なのか、良く分からないのでは?
実は、GPS(Global Position System)と言うのは、正確な呼び方ではありません。
GPSは、米国の人工衛星を利用したシステムで、iPhone 4S 以降では、ロシアのGLONASSという、ほぼGPSと同じシステムも、利用しています。
ですから、正式には、GNSS(Global Navigation Sattlight System)と、呼ぶべきなのですが、一般的には、最初に実用化された、GPSの名前で呼ばれてますね。
ここでもGPSと呼ぶことにしましょう。
現在は、ヨーロッパや、中国も同様のシステムを整備中ですし、日本も少し変わった衛星で、GPSの測位(位置の特定)精度を上げる、衛星システムを整備しようとしています。
さて、このGPS、色々と誤解されている様です。
浮気の防止や、証拠掴みの為に、スマートフォンのアプリを悪用した話題が元なのか、スマートフォンでは、他人が勝手に自分を追跡出来るとか思う人もいるようです。
何か、スマートフォンと、GPSが通信していると思っているのでしょうかね?
GPSの電波は、衛星からスマートフォンなどのユーザへの一方通行です。ラジオ放送と一緒。
単にデータ放送をしているだけです。
簡単にGPSの原理を書けば、個々の衛星が、自分の位置と、正確な時間を放送しているだけです。
受信した方は、放送された時刻と、受信した時刻の差から、距離を計算出来ます。
1 ns(1,000,000,000, 分の1秒)の精度で時間を測れば、30Cm 程の単位で、距離が算出出来ます。
現実には、色々な誤差要因があり、数十m程の誤差は出てしまいます。
自分の真上、1,000Kmに衛星がいれば、約3ミリ秒(3/1000秒)後に受信出来ます。
後は、3機以上の街星の距離を測り、三角法(小学校の算数? 中学かな?)で自分の位置を求めます。
位置は、緯度経度で、求められますので、後は、地図情報と合わせ、場所を表示します。
スマートフォンの場合、自分の繋がっている携帯電話の基地局が分かっていますから、ある程度、自分の居場所は分かっています。その為、GPS専用機に比べ、自分の居場所の表示は早く出来ます。
と、言う事で、いわゆるGPSを使用していても、自分の位置が勝手に人に知られる事は、ありません。
悪意のあるアプリであれば、そのデータを勝手に使う事はあり得ますが、アップストアでは、全てのアプリは、ソースコードレベルで認証されているので、ひとまずは安心ですね。
スマートフォンの地図アプリの殆どは、地図情報を自分で持たず、必要に応じてネットからダウンロードしながら表示してます。
このため、ネットに繋がらなければ地図が表示出来ません。
なので、ネットがなければGPSが使えない、と思う方が多いですが、先程も述べたように、ネットとは無関係にGPSの信号は受信出来、自分の位置も計算可能です。
そのため、ランニングなどのトレーニング用のアプリでは、解約して外ではネットが使えなくても、走った場所の記録は取れます。
自宅に戻って Wi-Fi につながれば、直ちに何処を走って来たか表示出来るので、驚く方もおられるようですが、驚くことは、有りません。
なお、一部の地図アプリは、地図データを内蔵しています。
先の震災では、携帯電話の回線が被害を受け、データ通信が出来なくなり、GPSも、実質的に使えないことが多かったのですが、このアプリは使えた為、非常に助かったと言う話を聞きました。
また、開発会社もいち早く、一定期間アプリを無償提供したので、ボランティアの人から感謝されたとも聞きました。
良い話ですね。
MapFan と言うアプリです。
普段から良く使う高速ですから、道案内は不要ですが、サービスエリアや、パーキングエリアの確認用にナビを使ってます。
さて、道案内のみならず、出先でお店を探す時などにも役立つのが、このGPSです。
でも、カーナビでもお世話になっている、GPSが一体何なのか、良く分からないのでは?
実は、GPS(Global Position System)と言うのは、正確な呼び方ではありません。
GPSは、米国の人工衛星を利用したシステムで、iPhone 4S 以降では、ロシアのGLONASSという、ほぼGPSと同じシステムも、利用しています。
ですから、正式には、GNSS(Global Navigation Sattlight System)と、呼ぶべきなのですが、一般的には、最初に実用化された、GPSの名前で呼ばれてますね。
ここでもGPSと呼ぶことにしましょう。
現在は、ヨーロッパや、中国も同様のシステムを整備中ですし、日本も少し変わった衛星で、GPSの測位(位置の特定)精度を上げる、衛星システムを整備しようとしています。
さて、このGPS、色々と誤解されている様です。
浮気の防止や、証拠掴みの為に、スマートフォンのアプリを悪用した話題が元なのか、スマートフォンでは、他人が勝手に自分を追跡出来るとか思う人もいるようです。
何か、スマートフォンと、GPSが通信していると思っているのでしょうかね?
GPSの電波は、衛星からスマートフォンなどのユーザへの一方通行です。ラジオ放送と一緒。
単にデータ放送をしているだけです。
簡単にGPSの原理を書けば、個々の衛星が、自分の位置と、正確な時間を放送しているだけです。
受信した方は、放送された時刻と、受信した時刻の差から、距離を計算出来ます。
1 ns(1,000,000,000, 分の1秒)の精度で時間を測れば、30Cm 程の単位で、距離が算出出来ます。
現実には、色々な誤差要因があり、数十m程の誤差は出てしまいます。
自分の真上、1,000Kmに衛星がいれば、約3ミリ秒(3/1000秒)後に受信出来ます。
後は、3機以上の街星の距離を測り、三角法(小学校の算数? 中学かな?)で自分の位置を求めます。
位置は、緯度経度で、求められますので、後は、地図情報と合わせ、場所を表示します。
スマートフォンの場合、自分の繋がっている携帯電話の基地局が分かっていますから、ある程度、自分の居場所は分かっています。その為、GPS専用機に比べ、自分の居場所の表示は早く出来ます。
と、言う事で、いわゆるGPSを使用していても、自分の位置が勝手に人に知られる事は、ありません。
悪意のあるアプリであれば、そのデータを勝手に使う事はあり得ますが、アップストアでは、全てのアプリは、ソースコードレベルで認証されているので、ひとまずは安心ですね。
スマートフォンの地図アプリの殆どは、地図情報を自分で持たず、必要に応じてネットからダウンロードしながら表示してます。
このため、ネットに繋がらなければ地図が表示出来ません。
なので、ネットがなければGPSが使えない、と思う方が多いですが、先程も述べたように、ネットとは無関係にGPSの信号は受信出来、自分の位置も計算可能です。
そのため、ランニングなどのトレーニング用のアプリでは、解約して外ではネットが使えなくても、走った場所の記録は取れます。
自宅に戻って Wi-Fi につながれば、直ちに何処を走って来たか表示出来るので、驚く方もおられるようですが、驚くことは、有りません。
なお、一部の地図アプリは、地図データを内蔵しています。
先の震災では、携帯電話の回線が被害を受け、データ通信が出来なくなり、GPSも、実質的に使えないことが多かったのですが、このアプリは使えた為、非常に助かったと言う話を聞きました。
また、開発会社もいち早く、一定期間アプリを無償提供したので、ボランティアの人から感謝されたとも聞きました。
良い話ですね。
MapFan と言うアプリです。
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