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AUDI e-tron GT 特別試乗会

 先日の日曜日にアウディの特別試乗会に参加してきました。

抽選でしたが、運の良いことに当たりました。

場所はポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(千葉県木更津市)で、アウディのインストラクターの後について3台ずつ並んでの走行ですが、ここから加速をとか、ここではXXKm/h以下に抑えて路面の変化を感じて下さいとか無線で指示していただき2周づつ走りました。


試乗に用意してくださった車は5台。

その全てに順番で乗れますので延べで10周。

普段の街中での試乗とはかなり違いました。

以下が試乗に用意してくださった車です。


Audi S5 Avant

Audi S e-tron GT

Audi S6 Sportback e-tron

Audi RS e-tron GT Performance

Audi RS 7 Sportback Performance


どれもハイパフォーマンスカーです。

RS e-tron GT なんて千馬力近いモンスターマシンでカタログ値は 0-100Km/h 加速が2.5秒という化け物。

流石にフルスロットルなどとは行きませんが、気持ちが悪いほどの加速です。


で、私の場合は午後の部なので、まずは早昼(これも無料)を・・・

前菜から、肉料理、魚料理にデザートと大満足の料理でした。👍






で、その後は午前の部の人と合同でのトークショー。
五味康隆さんの、結構本気の言いたい放題。ほとんどAUDIの話が出てきませんでしたが、なぜAUDIが四駆を乗用車に取り入れたか、なぜ四駆は安定しているのか、などのお話しが為になりました。
そしてその後に順次試乗となりました。

私は前述の順番で各車に試乗しましたが、最初のうちはコースを覚えるのと慣れるのが精一杯。
コースには緑色のコーンがクリッピングポイントの目安として置かれていたり、ブレーキングの目安の大きな赤いコーンが置いてあったりと親切でした。
バンクコースは一番下がわざと少し路面変化がある様になっているのでそこではゆっくりと走って路面の繋ぎ目の振動を感じたりとか、乗り心地のチェックもできて良かったです。
加速ポイントはちょっと短いせいもあり、床までベタ踏みは怖くてできませんでした。
最初はスピードメーターを見る余裕もなかったですが、最終的には最高速が132Km/h までは出せる様になりました。
ブレーキは先行車との車間とかの他、後続車を見る余裕もないのでこちらも急ブレーキとは行かずに結構余裕を残した減速具合でした。

予めもうちょっと車間を開けた方が良かったのかな?

とはいえ、どの車もさすがのハイパフォーマンスカーです。
マイルドハイブリッドのエンジン車でもシフトが分からないくらいスムーズ(というよりそこを感じている余裕がなかった?)でしたし、電気自動車の方は鼻からシフトがないので加減速ともに超スムーズ。

スムーズさは日産のリーフを試乗した時にも感じましたし、特に低速でのトルクはリーフでも感じられて良かったです。
ましてやアウディのハイパフォーマンスカーですからトルク感はたっぷり有り余っています。

ただ気に入らないのはせっかくの電動車なのにセンタートンネルが存在すること。
初めて運転した電動車がテスラのモデルSだったのですが、車格を考えても足元の広さが際立っていました。
次に乗ったのがリーフですが、車が小さいのに台車がエンジン車と共通のためミッションとプロペラシャフトのスペースが邪魔して足元が狭い。

何でだかセールに聞いても何を言われているのかさえわからない始末。
仕方がないので銀座の日産で質問したら「あそこは補器類などのスペースです」の一点張り。どちらかといえばエンジン車の台車を流用しているから変にスペースが空いしまい、そこに補器類を押し込んだというのが正解なんでしょうね。

で、アウディは正直にポルシェと車台を共通化しているためトンネルがあると言っていました。
で、後から考えて、あれ? ポルシェのハイパフォーマンスモデルにフロントエンジンってあったけ?
まぁいいや。

もう一つはシフトレーバーの配置というかデザイン。
テスラのモデルSは割り切っていて、ハンドルから小さなレバーが出ていて、前進と後退、押し込めばパーキングと単純明快。
シフトミスも考えられないほど単純。

ギア(というかミッション)がないからニュートラルも無いし、ローギヤへのシフトもありえない。
だったら何もセンターコンソールに付ける必要もない。
センターコンソールがなければ足元も広くなるし、何かの時には反対側のドアから降りることも可能。

これは個人的には初期のホンダの軽自動車(360cc)とか、初代オデッセイなどでも経験済みで地味に使い勝手が良いです。

テスラの様に電気自動車専用の車台はコスト的に辛いのはわかりますが、せっかくの電気自動車なので頑張って欲しいですね。
何か昔(70年代後半)アメリカに行って、レンターカーで一番安いのを借りたらコンパクトカーなのにV8 3000CC ? と思わせる様な馬鹿でかいミッションスペースで狭い車内が余計に狭かったのを思い出しました。
当時はホンダのシビックが大人気の頃でしたので余計にその出っ張りが気になりました。
シビックだってコンソールが邪魔ではありましたが。

と取り止めのない話になりましたが、試乗会自体は大満足でした。
電気自動車は静かで良いですね。

おっと忘れるところだった。
一応2周のうち最初はコンフォートモードで走り、2周目に入るところでダイナミックに切り替えます。
エンジン車だとミッションのシフトタイムングなども変わり、物によっては足回りの硬さとかも変わります。
ですが、どの車だったか変にサウンドの追加があってスポーティーさを強調したかったのかもしれませんが、私には「単にうるさくなっただけ」の迷惑機能でした。
せっかく静かで加速がいいという電気自動車の利点が台無し。
確かBMWもそんな機能がついているとかいう話を聞いたことがありますけど。
邪魔。

スキー場で音楽流しているのも嫌いな人なので。
その点夏スキーは静かで良いです。

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