迷惑メール対策に頭を悩ませている方も結構居られる様ですので、その考察をして見たいと思いました。
1)何故自分のメールアドレスがバレるのか?
何やら怪しげなウェブサイトに登録した場合は論外(笑)として、品行方正なのにと思う方も居られますが、その様な行動とは無関係に迷惑メールは来ます。メールアドレスの構造は、個人ID(「@」の左側)とドメイン名(「@」の右側)の組合せです。
ドメイン名は公開されていますから、直に集収出来ます。
個人IDも英数字の組合せですから、適当な組合せを作って準番に送信してみれば、その内の幾つかは送信出来てしまいます。
つまり、使われているメールアドレスが見つかる訳ですね。
そんな事はちょっとプログラムを書ける人ならば簡単な話で、大量に調べてくれるプログラム(ロボット)を作れば、その内にあなたのメールアドレスも見っかってしまいます。
そしてある日を境に迷惑メールが大量に送り付けられて来る様になってしまいます。
2)迷惑メールが来初めたらどうすれば良いか?
暇ならば、送信元アドレスを迷惑メールとして、設定して拒否するのも多少効果が有りますが、どうせ送信元アドレスはコロコロ変わって来ますから、労力の割に効果的では無いですね。一先ず無視するのが一番です。
間違ってもメールに書かれた「登録削除のサイトでメールが来ない様に手続きなどしてはいけません。
確かにそのアドレスからの迷惑メールは来なくなるかも知れませんが、あなたのメールアドレスは「迷惑メールに反応する高確率カモ候補」として高値が付きますよ。
絶対に反応してはいけません。
3)対策の基本
携帯メールとEメールはキチンと分けて利用する事は大事な事と考えています。この2つのメールの異いが分からない人も多い様ですね。
メールの異いについては、以下のブログを参照して下さい。
http://snow-digital.blogspot.jp/2014/11/iphone_21.html
さて、携帯メールでは携帯メールとしか使わない様にする事で、Eメールを一括して拒否出来ます。
少し前迄は、この方法は非常に効果的でした。
携帯メールでは送信元が携帯電話に限定されていましたから、とても迷惑メールの送信元として使えませんでした。
でも最近は携帯メールのくせにパソコンのウェブサイトから送信出来てしまったり出来る様にされてしまった為に、簡単に送信元の偽装が出来る様になりました。
極々一部の人の利便性の為に、相手先が携帯電話の利用者に限定されるというメリットを台無しにしてしまったと、私は思っています。
詐欺師達にとっては物凄くありがたい改悪ですね。
最近は偽装された自分自身や携帯キャリアのメールアドレスから迷惑メールが来ます。
それでもEメールからは来ないだけましです。
さてEメールの方は、iPhone だけでは殆ど対策のしようがありません。
専ら何処のメールサービス(メールサーバ)を使用しているかに関わります。
迷惑メールの自動フィルターが優秀と評判が良いのは Google ですね。
Google に比較すれば、iCloud はフィルター機能が貧弱です。
Eメールはウェブなどから設定出来るものが多くあります。
G-Mail や iCloud 、Yahoo などはウェブメールとしても利用可能ですから、パソコンでメールのウェブサイトにログインして色々と設定可能です。
その中で、先ずはフィルターで、連絡先登録のある人だけを抜き出すとか、メールマガジンなどをフィルタリングするだけで、迷惑メール候補をかなり絞れます。
怪しげなメールは別のフォルダに移動させておけば、確認しやすいですよね。
その上で、iPhone 上からもフラグのメニューで「迷惑メールフォルダ」へ移動可能ですから、そうやって迷惑メールフィルタを鍛えて下さい。
今の所はその様にして地道に対策するしかないですね。
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