さてと久々に iPhone の話題を(笑)。
来週にはアップルから何かが発表される事だけは確実になりましたね。
まぁ、間違いなく次期 iPhone が発表されるでしょう。
で、6月の WWDC から以降は iPhone に関わる色々な噂などが飛び交いますが、同時に増えるのは、色々な質問。
中でも新型が良いか、旧型がとかの質問。
そこで今日はそんな事を考えてみたいと思います。
次期 iPhone は、初代から数えて、9世代目。かなり進歩しましたね。
まずは、過去の大きな話題を振り返ってみましょう。
初代。これは世界標準のGSMにしか対応していませんでした。その為、世界非標準の日本の第二世代の通信方式では利用できませんでした。
二代目。翌年発表された iPhone 3G は、日本でも採用されている第三世代の通信方式も取り入れたので、3G の名称となりました。
これで日本でも利用可能となり、ソフトバンクから発売されました。
この当時、携帯メールとして日本は各キャリア独自のシステム(一応キャリア間での通信と、インターネットメール(Eメール)とも通信可能)だったため、ソフトバンクは直ぐに対応出来ず、仕方ないのでEメールの「@isoftbank.jp」のアドレスを作り、携帯メール扱いのドメインとしていました。
三代目。
此処までは、基本デザインが同じ。
特に 3G と、3Gs は、シロウトには見分けが付きません。
この時に最後の s の意味に、CPU が、高速化されているから s との説明が有りました。
また、iOS も iPhone の世代と共にバージョンアップされています。
然しなんとコピー&ペーストが利用できるようになったのは、この三世代目から。
また、アップル純正の電話や iPod 機能(現 ミュージック)以外のアプリはマルチタスクではなく、他のアプリに切り換えるとアプリは終了してしまいました。
なのでタスクの切り替え機能も無し。
そして四代目。iPhone 4
此処で初めてデザインの大幅な見直しが有りました。
液晶面周りの色が、本体と同色になり、ホワイトモデルの枠はホワイトに。
それまでは液晶面は本体がホワイトでも関係なく黒。
私は枠は黒の方が見易く感じます。
また、世代とiPhoneの数字が一致しましたね。
デザインの変更により、非常識な本体周りにアンテナが露出すると言うデザインが問題になりました。
「デスグリップ」と呼ばれ、普通に握ると電場の感度が極端に悪化して、圏外になってしまうケースが続出。
アップルはひとまず純正のバンパーやカバーを無償提供してしのぎ、その後ソフトウェアの改修で何とか切り抜けました。
五代目。
iPhone 4 の次だから当然 iPhone 5 との憶測が流れましたが、機種名は iPhone 4s 。
デザインも、アンテナの切れ目の位置が少し異なるだけでほとんど変化無し。
その為、本来の iPhone 5 の開発が遅れた為、急遽モデルチェンジの為に作られたモデルとか悪口が流れました。
しかし中身を見ればそうでない事は明白。
ある意味、全世界向けに販売されている携帯電話の完成形と言って良いかも知れません。
3G の通信方式には大きく二種類あります。ドコモとソフトバンクは同じですが、auは別。
この為、auは iPhone を扱えなかったのですが、iPhone 4 は同じモデルで、両方の通信方式と、世界中の国で利用されている周波数に対応。
その為、量産効果は絶大なるものになってます。
また、通称 GPS の機能も大幅にアップ。
米国の GPS 衛星だけでなく、ロシアの GLONASS にも対応。
測定速度と精度が一段アップしました。
また Siri が導入されたのも 4s から。
同時にauも iPhone の扱いを始めました。
ただ、やはり MMS への対応は遅れた為、当初は @ezweb のメールアドレスをEメールとして「メール」アプリで扱えるようにし、四ヶ月程してから MMS に対応しました。
ソフトバンクはその少し前に MMS に対応し、ガラケーからの乗換えでもそのままメールアドレスの変更無しで乗換え可能になりました。
その上で、「メール」アプリ用の「@isoftbank」のメールアドレスも、引き続き発行しています。
この時から、1年ごとに外観のモデルチェンジのあるメジャーアップデートと、外観は殆ど変わらないマイナーアップデートを交互にする流れが出来ました。
もう一つ iPhone 4s と共に大きな変更が有ったのが、iCloud の無料サービスの開始です。
それまでの iPhone は、利用するにあたり パソコン が必須とされ、購入時に インターネットに接続可能なパソコンの有無が確認されていました(中には説明していないお店もあったようですが)。
つまり、iOS5 はパソコンフリーを謳ったのです。パソコンが無くても使える、携帯電話として独り立ちしたと言っても良いでしょう。
それまでは、me.com の有料サービスだったものが、バックアップ機能などより機能強化されて無料サービスとなりました。
未だちゃんと使わない人が居るのは勿体無いですね。
で六代目。iPhone 5。
ジョブズが亡くなった事も関係するのか分かりませんが、何と画面サイズが縦に伸びました。
まぁTVのワイド画面サイズに対応したという事から考えれば、ジョブズも OK を出してたのかも。
コンセプト段階ではまだ参加していた可能性が高いですからね。
また、このサイズならば、男性ならば片手操作が可能な範囲です。
通信方式では、3.5 世代の LTE に対応しましたが、そのおかげで基本料が千円上がってしまいました。
今の表示では「4G」となりますね。
今迄は 3G の無い地域で無駄に電波を探さない様に3Gをオフにするスイッチが有りましたが、ここからは3Gでは無く4Gのスイッチになりました。
まだまだ3Gの無い地域も有ると思うのですが、GPS で地域を判断してるのでしょうかね?
さて、iPhone 5s では指紋認識機能が話題になりました。
何故か私は指紋認識システムと相性が悪く、数か所で登録直後の確認の時から認識されない事もあり、まともに使えてません。本来共連れ禁止のセキュリティエリアも、私だけ例外扱いだったりしました。
静脈認証や、顔認証は問題無いんですけどね。
閑話休題。
でも iPhone 5s の指紋認識は実用上問題無いレベルで認証してくれてます。
問題は、他人を誤認識しないかですけど、これはそうそうテストも出来ないので信じるしか無いですね。
で、iPhone 6 では驚きの大型化。
んー、ジョブズが健在だったらどうなってただろう?
同時に発売された 6+ なんて、電話としては使い難いですよね。
私なら 6+ よりガラケー+iPad mini かな?
って、ザッと振り返りましたけど、この間に処理速度は大幅に高速化され、カメラも固定焦点から、オートフォーカスへ。
画面も Retina となって、凄く綺麗になりました。
確かに、iPhone 5 では地図アプリで大問題が起きるなど、販売開始直後は問題も多いですが、直ぐにマイナーアップデートで、対策されて来ましたし、地図は、Google が使えるなど余り大きな不具合が続く事もなく、来ています。
となれば、当然最新型が基本性能は高いですから、敢えて旧型を買う事は無いと思います。
と言いつつも、どうしても片手操作がやり辛く、6 から 5s に戻ってしまった私が言うのもなんですけど。
少なくとも、6と、次期モデル(マイナーチェンジならば)ならば、わざわざ6を選択する事は無いでしょう。
ただ、気になるのは、SIM フリーへの対応の強制が、価格体系にどんな影響を与えるかですね。
私は今年は機種変無しの年なので、どんなものになるか楽しみです。
iOS 9 のβ版は不具合があるものの、なかなか良い形になってます。
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