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5月, 2017の投稿を表示しています

スマホの本体と SIM の関係

どうも日本では携帯電話(スマホを含む)と SIM の関係がきちんと理解されていないみたいです。 SIMとは「 Subscriber Identity Module Card」の略号で、要するに(携帯)電話の加入者を識別するカードです。 詳しくは ウィキペディア を参照してください。 現状では記録されているのは電話番号(とキャリア)程度と思って頂いて良さそうです。 で、キャリアと契約されているSIMを携帯電話(スマホを含む)に入れる事で、その携帯電話に電話番号が割り当てられ、実際に通話出来る様になります。 この時にどこのSIMでも読み込める「SIMフリー」モデルと、特定のキャリアのSIMしか読み込めない「SIMロック」のモデルがあります。 日本の場合、携帯電話にSIMを利用する様になっても長い間SIMロックのモデルしか販売されずにいたせいか、SIMを差し替えて使うという発想がほとんどなされずに来ました。 少なくとも日本でも同じキャリアから販売された携帯電話は、そのキャリアのSIMであればどれを入れても使える訳なのですが、一部のマニアにしか理解されていなかった様です。 そのため、本体の変更は「機種変」として、契約の変更を伴う、キャリアのお店での手続きが必要と誤解されて来ました。 確かにお店で機種変すると、電話帳のコピーとか写真のコピーをしてSIMを入れ替えるだけで良いはずなのに、なぜか契約内容はそのまま変更なしであっても、2年縛りだけは機種変更日に解約されて、またそこから2年間縛られることになります。 ガラケー時代、携帯の本体はそのキャリア毎に専用の機種で、(新品は)そのキャリアのお店でしか購入できなかったので、誰も疑問を持たなかったのでしょう。 でもスマホ時代になって、と言うより iPhone を AU が扱う様になってからは、全く同じ本体(特に iPhone 4S は世界中で1モデルしかなかった)を複数のキャリアから発売されるのが珍しくなくなって来ています。 さらに政府指導のもと、キャリアから販売される携帯電話も本体購入後半年経過したらSIMロック解除が義務化され事もあり、SIMフリーモデルへも世間の目が向いて来ました。 それでもまだまだ誤解されていることは多いです。 SIMフリーモデルは最初に入れたSIMのキャリアにロックさ

データを失いたくなければ。

iPhone を安全に使うという意識が薄い方が多いようなので、私なりの考え方などを書いてみたいと思います。 先ずは iPhone に限らずスマートフォンを含む小型の電子機器に使用されているメモリーですが、 SD メモリーカードなども含めそんなに丈夫なものとは思ってません。 一寸した拍子にデータを失なう事は珍しくないでしょう。 ましてや落下の衝撃とか、水没で壊したらひとたまりもありません。 SD メモリーカードならば取出せますので、何とかデータを取り出せる可能性はありますが、 100% では有りません。 良く「 iPhone には大事な子供の写真が」等と言いながら、その大事なデータを iPhone にしか保存していない人は多いですね。 幸運にもデータを失くなう事なく2年経って機種変更しようとして始めて「データは引継げますか?」って、機械なんですから一生同じ本体を使うつもりだったの? って聞きたくなります。 連絡先とか、カレンダーとかも同じ事。 機種変したらとか、壊れたらとかは考え無いのですかね? データは大事だからこそ、その保護は真面目に考えないといけないのではないでしょうか? 仕事柄データの損失事故は結構経験しています。 その毎にバックアップの必要性とありがたみを実感します。 スーパコンピューターに使用されている、高性能なデータ保護機能を備えたハードディスクでさえデータが飛んだ経験をしています。 ましてやせいぜい10万円やそこらの価格の記憶装置の信頼性なんてたかが知れていると思いませんか? ですから大事なデータは2ヶ所以上の場所に保管する事が必要です。 その手法として基本となるのが、バックアップと同期です。 この2つの異いを理解していない人も多いですね。 さて、先ずは バックアップ の話から。 iPhone のバックアップはちょっと特殊です。 iPhone の中味をひと塊としてしか扱えません。 写真だけ取り出すとかは出来ない 仕組みです。 これは私の想像でしかありませんが、著作権の保護を考えての処置かなと思っています。 音楽等を勝手に取り出して違法コピー出来ない仕組みになってますね。 で、バックアップはパソコン無しでも出来る iCloud でのバックアップとパソコンの iTunes を使用する2つの方