ネットを見ていると、よく「iPhone が良いのか、スマートフォンが良いのか?」と言った質問があります。
私から見ると、「う〜〜〜〜〜ん。」と唸ってしまうような質問ですね。
iPhone ってスマートフォンの代名詞みたいなものですからね。
だって、個別商品名を前面に出すのを極端に嫌がるNHKが iPhone 発売の行列騒ぎをしっかりニュースで流しますからね。
他のスマートフォンの発売をNHKがニュースで流しているのは、少なくとも私の記憶にありません。
なので、上記の質問は「車を買いたいけど、カローラが良いですか? それとも乗用車を買うべきでしょうか?」って聞いている様なものです。
その商品カテゴリーと一商品名でどっちがいいかと聞かれてもね。
まぁ、最近はスマートフォン=Android 的な雰囲気はありますが、スマートフォンのOSは、iOS と Android だけではなく、ブラックベリーとか、Windows Phone とかもありますからね。
で、私は iOS しか使っていませんが、仕事で Android も少しだけ触った事もあります。
慣れていないので、操作ミスをちょくちょくするのは問題外として、確かに使い勝手がずいぶん違うなと思います。
どちらが良いとか悪いとかではなく、設計思想が全く違うということです。
これば最新の Mac OS-X と、Windows の違いともよく似ていますが、 Windows の場合、8になって大きく変わりましたから、8は7以前とは使い勝手がまったく違う全く新しいOSとして考える必要がありますね。
で、本題の iOS と Android に関しては、iPhone の最初の発表時に「アップルは携帯電話を再発明した」とジョブズが語ったように、今までの携帯電話や、パソコンの概念を忘れて、全く新しい機器として受け入れた方がスムーズに受け入れることができます。
それに対して Android はパソコンの延長に位置する気がします。
Android はファイルという概念を、コンピュータのダータファイルそのものとして扱っています。
ですから、フォルダの構造があって、その中にデータファイルが整理されて存在します。
そして、外部ともデータのやり取りがSDカードなどで行うことができます。
ところが iOS ではデータファイルというものが、アプリに強く依存しています(ちょっと初期の Mac に似ているかな?)。
どのアプリが作成しているか、あるいは扱えるかが、そのファイルの取り扱いに大きく影響するということです。
また、最近の Mac でも同じですが、データを綺麗に階層化して整理するというのではなく、必要時に検索して利用するという形を取ろうとしています。
この辺りは Google のメールの管理に似ています。
Google のメールもフォルダに分けて管理する方法から、何でもかんでも「すべてのメール」のフォルダに(ゴミ箱に捨てたファイルさえ)残し、キーワードを組み合わせて必要なメールを、それこそ10年前のメールでさえ、瞬時に検索して取り出そうという考え方です。
アップルの iPhone 用のワープロなどでは、作成した書類を階層化して保存することができません。最新 iOS ではデータは iCloud 上に保存されますが、基本的に全て同じ場所に保存されます。
私の場合、現時点でも数十の書類が保存されていますが、それがズラッと並んで見えてしまいます。
正直言って「わー なんだこりゃ? 書類を見つけにくい!」って感じてしまいましたが、検索機能を利用して検索すれば、目的の書類はすぐに見つかるという事ですね。
って、私自身まだ慣れませんが。
そういった、発想を変えることを iPhone では強制されます。
この事が、iPhone は使いにくいと言った感想になるのでしょう。
また、あくまでもアップルが想定した利用方法を強制されるので、デスクトップの並び方が、勝手に整列されてしまい、間を空けて並べるとか、バックグラウンドに何か情報を表示させるとか、好きなアイコンに変更するとかは基本的にできません。
その息苦しさから、逃れたいと「脱獄」する人も多いですよね。
でも、そのちょっとした不自由さを我慢すれば、セキュリティ的にはかなり安全です。
何しろパソコンのようなセキュリティのアプリさえ、他のアプリに干渉できないので、たとえウィルスの様なアプリがあってもその動作の制限を掛けられません。
それが iPhone にはセキュリティのアプリがない理由になります。
一般的には iPhone において、ウィルスの心配は不要です。
そのため、データをパソコンとやりとりするのもちょっと面倒(というより、今までとは違った方法を強制される)です。
でも最近のクラウドサービスを利用すれば、そんな面倒なことではないのですけどね。
写真の保存など、結構多くの方が戸惑うようです。
その点、Android は今までのパソコンの延長の感覚で利用できるのが、愛用者が一番安心できる点なのではないでしょうか。
その代わり、パソコン同様、セキュリティは自分で守る必要が有ります。
また Windows 同様、本体のバリエーションはいっぱいありますし、それによって画面がうまく使えないアプリがあったりしてもおかしくありません。
そして、 Android のOSのバージョンアップは、その機器の開発メーカの一存で、適用できるかどうかが決まります。
その点、アップル一社がハードもOSもコントロールしている iPhone では、古い機種は順次切り捨てられるものの、数世代はOSのアップデートが無料で可能で、アップデートすることで機能がアップしてくれます。
日本での初代機になる iPhone 3G では文字のコピー&ペーストさえできなかったのが、iPhone 3GS の発売と同時に、OSもアップデートされ、コピー&ペーストが出来るようになって感激したものです(笑)。
こういった違いがあるので、どちらが良いかではなく、どちらが自分の使い方に合っているかが選択理由となりますね。
iPhone の色々な使い方は、「まとめ」のページを見ていただければと思います。
私から見ると、「う〜〜〜〜〜ん。」と唸ってしまうような質問ですね。
iPhone ってスマートフォンの代名詞みたいなものですからね。
だって、個別商品名を前面に出すのを極端に嫌がるNHKが iPhone 発売の行列騒ぎをしっかりニュースで流しますからね。
他のスマートフォンの発売をNHKがニュースで流しているのは、少なくとも私の記憶にありません。
なので、上記の質問は「車を買いたいけど、カローラが良いですか? それとも乗用車を買うべきでしょうか?」って聞いている様なものです。
その商品カテゴリーと一商品名でどっちがいいかと聞かれてもね。
まぁ、最近はスマートフォン=Android 的な雰囲気はありますが、スマートフォンのOSは、iOS と Android だけではなく、ブラックベリーとか、Windows Phone とかもありますからね。
で、私は iOS しか使っていませんが、仕事で Android も少しだけ触った事もあります。
慣れていないので、操作ミスをちょくちょくするのは問題外として、確かに使い勝手がずいぶん違うなと思います。
どちらが良いとか悪いとかではなく、設計思想が全く違うということです。
これば最新の Mac OS-X と、Windows の違いともよく似ていますが、 Windows の場合、8になって大きく変わりましたから、8は7以前とは使い勝手がまったく違う全く新しいOSとして考える必要がありますね。
で、本題の iOS と Android に関しては、iPhone の最初の発表時に「アップルは携帯電話を再発明した」とジョブズが語ったように、今までの携帯電話や、パソコンの概念を忘れて、全く新しい機器として受け入れた方がスムーズに受け入れることができます。
それに対して Android はパソコンの延長に位置する気がします。
Android はファイルという概念を、コンピュータのダータファイルそのものとして扱っています。
ですから、フォルダの構造があって、その中にデータファイルが整理されて存在します。
そして、外部ともデータのやり取りがSDカードなどで行うことができます。
ところが iOS ではデータファイルというものが、アプリに強く依存しています(ちょっと初期の Mac に似ているかな?)。
どのアプリが作成しているか、あるいは扱えるかが、そのファイルの取り扱いに大きく影響するということです。
また、最近の Mac でも同じですが、データを綺麗に階層化して整理するというのではなく、必要時に検索して利用するという形を取ろうとしています。
この辺りは Google のメールの管理に似ています。
Google のメールもフォルダに分けて管理する方法から、何でもかんでも「すべてのメール」のフォルダに(ゴミ箱に捨てたファイルさえ)残し、キーワードを組み合わせて必要なメールを、それこそ10年前のメールでさえ、瞬時に検索して取り出そうという考え方です。
アップルの iPhone 用のワープロなどでは、作成した書類を階層化して保存することができません。最新 iOS ではデータは iCloud 上に保存されますが、基本的に全て同じ場所に保存されます。
私の場合、現時点でも数十の書類が保存されていますが、それがズラッと並んで見えてしまいます。
正直言って「わー なんだこりゃ? 書類を見つけにくい!」って感じてしまいましたが、検索機能を利用して検索すれば、目的の書類はすぐに見つかるという事ですね。
って、私自身まだ慣れませんが。
そういった、発想を変えることを iPhone では強制されます。
この事が、iPhone は使いにくいと言った感想になるのでしょう。
また、あくまでもアップルが想定した利用方法を強制されるので、デスクトップの並び方が、勝手に整列されてしまい、間を空けて並べるとか、バックグラウンドに何か情報を表示させるとか、好きなアイコンに変更するとかは基本的にできません。
その息苦しさから、逃れたいと「脱獄」する人も多いですよね。
でも、そのちょっとした不自由さを我慢すれば、セキュリティ的にはかなり安全です。
何しろパソコンのようなセキュリティのアプリさえ、他のアプリに干渉できないので、たとえウィルスの様なアプリがあってもその動作の制限を掛けられません。
それが iPhone にはセキュリティのアプリがない理由になります。
一般的には iPhone において、ウィルスの心配は不要です。
そのため、データをパソコンとやりとりするのもちょっと面倒(というより、今までとは違った方法を強制される)です。
でも最近のクラウドサービスを利用すれば、そんな面倒なことではないのですけどね。
写真の保存など、結構多くの方が戸惑うようです。
その点、Android は今までのパソコンの延長の感覚で利用できるのが、愛用者が一番安心できる点なのではないでしょうか。
その代わり、パソコン同様、セキュリティは自分で守る必要が有ります。
また Windows 同様、本体のバリエーションはいっぱいありますし、それによって画面がうまく使えないアプリがあったりしてもおかしくありません。
そして、 Android のOSのバージョンアップは、その機器の開発メーカの一存で、適用できるかどうかが決まります。
その点、アップル一社がハードもOSもコントロールしている iPhone では、古い機種は順次切り捨てられるものの、数世代はOSのアップデートが無料で可能で、アップデートすることで機能がアップしてくれます。
日本での初代機になる iPhone 3G では文字のコピー&ペーストさえできなかったのが、iPhone 3GS の発売と同時に、OSもアップデートされ、コピー&ペーストが出来るようになって感激したものです(笑)。
こういった違いがあるので、どちらが良いかではなく、どちらが自分の使い方に合っているかが選択理由となりますね。
iPhone の色々な使い方は、「まとめ」のページを見ていただければと思います。
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